お久しぶりです。防衛大学校グライダー部です!
コロナも明け、2019年振りにエストレラにて合宿を行いました!
69期三宅、70期中村の2名はエストレラセールポートにて3週間グライダー漬けの
生活を行う中で学科、面接、実技試験をクリアしライセンスを取得できました。
2人とも50発以上フライトし、ログブックも充実させることができました。
初めて10000feetの世界を経験し、感動するとともに自分たちの技術が向上していることを実感できました。
数年振りのアメリカ合宿、新人戦(中村参加予定)、ライセンスと活動の幅が広がり、
責任とやりがいを感じています。
69期政権の活動を見守っていただけたら幸いです。
69期 主将 三宅
防衛大学校グライダー部2学年中村学生です。
今夏、私を含めた学生2名にてアメリカ合宿を実施しましたのでその所感を綴らせていただきます。
概要としては、7/29-8/18の2週間半、アメリカ合衆国アリゾナ州にあります、エストレラセイルポートにて飛行訓練、及び連邦航空局の自家用操縦士試験を実施しました。
普段の木更津や長野とは違った、飛行機曳航という方式や地理的特性の中で、長時間フライトの経験やさらなる飛行技術などを得ることができました。
実際の日本でのフライトでは、日本のライセンスへの書き換えも残っておりますのでこれからも一層精進していきたい所存です。
さて、ここまでいわば“オン”にあたるフライトについて書きましたが、“オフ”であるアメリカでの普段の生活についても書いていきたいと思います。
まず、アメリカの地での生活において最初に感じたのは気候の違いです。猛暑が奮う日本よりも気温が更に髙いながらも、乾燥した気候のおかげで体感気温はさほど高くなく、むしろ汗でベタつくこともなく過ごせるという気候に少し驚きながらも、日々体が欲する水分量には目をみはるものがありました。フライトにおいても気象条件としては続けて滞空できるものの、携行していた水分がなくなったために着陸の判断をしたこともありました。
また、当初気がかりであった異国の味覚ではありましたが、さすがは多民族国家アメリカ、日本人の舌にも馴染む料理もあったためその点に関してはいい意味で期待を裏切るものがありました。しかしながら、日本に帰る直前はダシの味が恋しくもありました。
最後に、出発前一番の懸念であった“言葉”について。
日本を発つ前、自身の英語能力が日常生活や口述試験に耐えうるかというのが最も不安なものでした。しかしながら、不安とは裏腹に旅人としての日常会話はなんとかこなすことができ、また、長年防大を始め日本人を受け入れ続けていただいている現地フライトスクールの方々によって段々と言葉を聞き取り、口述試験で十二分に話すことができるようになりました。帰国した今、内心ではTOEICの点数が上がっているのではないかと若干の期待をも抱いております。
長々と書いてまいりましたが、以上でこの記事を締めさせていただきたいと思います。
この場を借りて応援・支援してくださった方々へ感謝を述べさせていただきます。
また、今後の日本での訓練や、直近に控えた新人戦でも遺憾なく結果を残せるように邁進していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
70期 中村 一創
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